●注意●
ヘビの画像や餌となるマウスの画像が出てきます。
また、ヘビのフンなどの画像も特に修正を加えずに掲載していきますので、そういった画像を苦手とする方や不快とされる方は閲覧を控えていただくようお願い致します。
●失敗その1●
『ケージに流木などの自然素材を入れる場合には必ず煮沸消毒を!』
まず、僕が初めて飼ったヘビですが、バロンコダマヘビという緑色の美しいヘビでした。
ヘビを飼うとなると初心者でも飼いやすいコーンスネークがまず最初に挙げられるのですが、ツイッターやGoogle画像検索で見たバロンコダマヘビの姿に心を奪われてしまい、気がついたら各地の爬虫類ショップに在庫がないかを調べて回っていたほどです。
それに見た目もさることながら、基本的にコーンスネークと同じで比較的飼育が容易であるといったことが、バロンを飼おうと考えた決め手でした。
そして飼ったのがこの子。
バロンコダマヘビのロビン君です。
目の周りが黒くてバットマンの相棒ロビンを連想したためにこの名前を付けました。
こんな飼い主に飼われたがために、2ヶ月足らずで死を迎えてしまう可哀想な子なのですが、ぐちぐちと自虐に走っても仕方ないので話を進めます。
この子をお迎えした際にケージなんかも一緒にまとめて買っているのですが、元々自分は何かを始めるときにはまず必要な道具をかき集めるところから始めるタイプです。
なので、ショップで買うと決めていたケージ以外の道具は事前にあれこれと通販で揃えました。
給餌用ピンセット、温度計、メンテンス用のサブケージ、体重測定用のスケール、餌を解凍するための容器、保温器具用のタップ…。
そして、ここでまず第一の失敗をやらかします。
通販で購入した流木です。
いや、こんな緑色の綺麗なヘビのケージに流木入れればそりゃ映えるだろうと思わったわけですよ。
そこまではいいんですが、やるべきことを怠ったせいでこの後のロビン君の運命を左右することになります。
いや、こんな緑色の綺麗なヘビのケージに流木入れればそりゃ映えるだろうと思わったわけですよ。
そこまではいいんですが、やるべきことを怠ったせいでこの後のロビン君の運命を左右することになります。
ぶっちゃけこの流木がロビン君を死に追いやる一連の流れの発端になっていたとさえ、今では考えています。
流木自体がダメというよりも、流木をケージに入れる前には必ずしなければならないことがあります。
煮沸消毒です。
なぜか煮沸消毒が必要かというと、流木のような加工もされていないような自然素材は中に何が潜んでいるかわからないので、煮込むなどして中に潜んでいる生物を始末しておかないと、生体と出くわしたときどういった悪影響を及ぼすか予想がつかないからです。
もしも寄生虫や病原菌といったものが潜んでいた場合、ケージ内の生体にとって長期的に悪影響を及ぼすことになりかねません。
特に代表的かつヤバいのが、ダニです。
ダニはペットの血を吸うだけでなく、病気を媒介します。
僕は世界的に有名な通販サイトで購入した流木を、洗っただけでそのままケージに投入し、見事ロビン君がダニに寄生されてしまうという大ポカをやらかしました。
もっと言えば、世界的に有名な通販サイトで販売されている流木ですら、清潔だなんて信用してはいけないということです。
もっと言えば、世界的に有名な通販サイトで販売されている流木ですら、清潔だなんて信用してはいけないということです。
ちなみについ最近まで「この流木にダニついていたとは限らないんじゃないの?」と考えてはいましたが、当時の動画を見直すと、ロビン君の体にダニが集っていく様子が事細かに記録されていました。
これだとダニがひっついていることしかわかりませんよね。
でもちゃんと残ってたんです。流木からワラワラとロビン君の体によじ登っていくダニの姿が。
静止画ではわかりづらいかもしれませんが、動画で見ると一目瞭然です。
というか、動画にダニが映り込むとか最近のスマホの性能ってどんだけだよっていう。
話を戻しますが、結果的にロビン君はダニに寄生され、ダニを駆除するために駆除剤を使用する必要に迫られ、そのためにロビン君には多大なストレスを与えることになりました。
下手をするとロビン君の罹った病気ですらこのダニ起因ということもあり得ると考えています。
少なくとも流木のような自然素材をそのままケージに入れるということは多大なリスクを孕んでいます。
ちなみに僕は、商品レビューの「虫がついていたので煮沸消毒して様子を見ます」といった記述や、「流木を水槽に入れる場合には煮沸消毒してアク抜きをすべし」という記述を見ておきながらそれを怠りました。
・売り物だからさすがに大丈夫だろう。
・熱帯魚の水槽に入れるわけじゃなし、アク取りのための煮沸なんていらんでしょ。
・早くケージの中に入れてデコりたいしな。
こういった油断が後々後悔を招かないためにも、未加工の自然素材は必ず煮沸消毒しましょう。
ちなみに鍋で煮るのが面倒なら、濡らしてラップで包んでレンジでチンするという方法もあるのでお勧めです。
ヘビの飼育失敗における第一の教訓です。
『ケージに流木などの自然素材を入れる場合には必ず煮沸消毒を!』